藤原葉子(研究内容)

研究分野

日本人の食生活が豊かになるにつれ、動脈硬化症、糖尿病、高血圧などの生活習慣病が問題となってきました。栄養化学研究室では、私たちが食物として摂取する脂質の量と質、さらには食品中成分と健康との関係について研究してきました。現在行っている主な研究テーマは以下のとおりです。

 

(1)ビタミンEの生理機能に関する研究

脂溶性ビタミンの一種であるビタミンEには、高い生理活性を持つα-トコフェロールを含め8種類の同族体が存在します。ビタミンEには強い抗酸化活性があり、生体膜の脂質過酸化を抑制することが知られていますが、それだけではない新たな生理作用を探索しています。

 

(2)ポリフェノールの生理作用と構造特性

レスベラトロールやオレウロペイン、カテキンなどのポリフェノールの生理作用を、様々な疾患モデルの培養細胞や実験動物を使って研究しています。水酸基の数と位置の異なるレスベラトロールを用いて、生理活性を発現するレスベラトロール構造特性の違いについても研究しています。

 

(3)特別経費「多様な食育の場に対応可能な高度専門家の育成」

平成19年度より文科省特別教育経費、平成22年度より文科省特別経によるプロジェクトリーダーとして食育と食育を担う人材育成を目指しています。私自身は基礎研究者ですが、このプロジェクトを経て、そこで得られた結果をどのように発信していったらよいか、ということを意識するようになりました。

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