後期博士課程の山下郁美さんが筆頭著者のシイタケレンチナンゲルについての論文がFood Hydrocolloidsに受理されました。Food Hydrocolloidsは食品科学系学術誌391誌中5位に位置する国際誌で(IF = 11.0)、研究室発の大きな成果です。
レンチナンはシイタケ由来のβ-グルカンで、抗腫瘍活性などがよく知られています。研究室ではゲル形成能について着目し、ゲルの特性とゲル化機構について調べました。40年ほど前からある温度で立体構造転移が生じることが知られていましたが、詳細は不明のままでした。今回の研究により、レンチナンの立体構造転移に付随してゲルが形成されること、立体構造転移では側鎖の配向が変化することを実験で初めて明らかにしました。
Ikumi Yamashitaa1, Tomoe Yaguchia1, Yuiko Kobayashia, Hideyuki Itob, Hirofumi Komoric, Kyoko Nodad, Yoko Satod, Katsuyoshi Nishinarie,f, Yoko Nittad*
Rheology and NMR studies of true gel formation and gelation mechanism for lentinan