栄養教育学研究室

お茶の水女子大学栄養教育学研究室では, (心も身体も)健康的な食習慣を身につけることを目的に, 日々研究に取り組んでいます。栄養教育というと,栄養に関する知識を伝えること(いわゆる教育)と,思われがちですが,それだけではありません。栄養の知識があっても,不健康な食生活を送っている人もいますし,逆に知識がなくても,実践できている人もいます。
栄養教育学は基礎的研究を社会の人々に伝えたり,人々の食環境を改善したりし, 実践のサポートをする, いわゆる橋渡し的な学問分野です。そのためには,栄養学の視点からだけではなく,人の行動を理解する行動科学の視点, 環境の側面から,食行動を変えようと考えた場合は, 公衆衛生学や社会学といった視点, さらに, 情報伝達の媒体として欠かせない教材開発では,教育学の視点も必要です。
このように,栄養教育学では, 幅広い学問分野にまたがって研究をすすめています。しかし, 共通することは, 人に焦点をあて, 食行動の側面から研究をすすめることです。

2025年度 研究テーマ

[修士論文]

  • 子どもの頃の食事づくりの経験と成人後の食生活に関する研究
  • 勤労者の「食に関する主観的QOL」と健康的な食生活に関する研究
  • 大学食堂における持続可能な環境負荷削減方法に関する研究
  • インターネット社会における健康・食情報とヘルスリテラシーの研究

[卒業論文]

  • 健康な食事「スマートミール」が自然発生的に教育機関に広まった要因の質的検討
  • 労働者の昼食の利用形態別にみた食習慣とストレス,労働生産性
  • 大学生アスリートにおけるチームのリーグ区分と睡眠時間の関連
  • 小学生の頃の食育の学習経験の違いによる成人期の食習慣

第72回日本栄養改善学会(2025年9月12~14日, 東京)